Dec 04, 2010
愛車を廃車するほど悲しいことはない
車は人ごとに思い入れがある。私も今の車が大好きで、あれば廃車と思わないくらいの思い入れです。しかし、自動車も寿命である。その時は廃車です。しかし、寿命を迎えて、廃車になってしまう悲しい事例も少なくない。事故である。最高の車がやや契機に廃車になってしまう。何悲しいことだ。今の愛車を決してそのような別れ方のみと思わない。昼間より夜がもっと、視野が狭く運転も難易度が高くなります。当然、昼間と同じ感覚で運転し、交通事故を起こす割合が増加するため、速度も控えめで、より安全運転を実行することです。少し速度が速ヌリゴのかと感じるほどにも交通事故起こすよりは、それこそ継続をお勧めします。
黒岩知事が9月に提示した「スマートエネルギー構想」は、公約との兼ね合いで足踏み状態が続いていた。「4年間で太陽光パネル200万戸分」などの数値目標を事実上撤回したのは、新構想を「圧倒的なスピード感」で進めるためにはこの問題を早く幕引きする必要があったためだ。
選挙中に広げた大風呂敷の実現可能性が乏しいことは、行政計画に載せる工程表を提示するよう県議会から迫られて顕在化。その後、知事は「他の再生可能エネルギーも含めた数字だった」など数合わせに苦しむことになった。最近は「正確さより分かりやすさをと考えた」と、落としどころを探るような発言も目立っていた。
だが、ほぼ「オール与党」の議会でも批判含みの声が出るようになり、公約撤回は「最大の目玉」であるエネルギー政策を進めるためには避けて通れない状況に陥っていた。
議会内には「実施計画に乗せていくための議論をしていきたい」(自民党)と、矛を収めようとする空気が支配的だ。新構想の目標も十分に厳しい数字であり、知事は公約問題について県民の理解を得る努力はもちろん、大胆かつ実効性のある戦略を練り上げる手腕が問われることになる。
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台風12号で氾濫した和歌山県古座川町の古座川は、所々で大きく形を変えたが、濁りもようやく治まり始め、産卵のために川を下る「落ちアユ」を狙うササ立て漁ができるようになってきた。漁歴約20年、同町明神の造園業、池豊さん(47)は自宅が床上浸水したが「川が氾濫してもアユは全部流されてしまわず残っていた」と網を投げている。
ササ立て漁は川にササを立て、警戒したアユが浅瀬へ寄ってきたところを「小鷹網」という網を投げ入れて捕る漁法。古座川漁協では組合員のみができる。9月20日に解禁したが、浸水被害で片付けに追われたり、古座川の濁りが続いたりしていたため、ほとんど漁は行われていなかった。
池さんは自宅が床上2メートル40センチまで浸水し、全壊判定を受けた。家の中の物は全て使えなくなり、現在、家族3人で同町鶴川にあるIターン希望者用の短期宿泊施設で仮住まいしている。台風後は泥出しや片付けに追われていたが「この作業ばかりだとしんどいので、息抜きに漁をしよう」と、仲間らと相談して決めた。
10月1日、同町一雨の古座川で、35メートルにわたりササを立てた。漁には、アユのたまり場となるふちがあってすぐ下流が浅くなっている場所が適している。しかし、例年設置する場所が土砂などで埋まり、浅くなってしまったため、いつもより30メートルほど上流にササを立てた。
アユを捕るのは長さ9メートル、幅70センチの網。4日に川まで様子を見に行ったが、濁りがひどく何も見えなかったため網は投げなかった。5日夕方に今シーズン初釣果となる20匹、6日夕方にも45匹捕り、7日午前中も漁をした。アユは全長20センチ前後で、例年並みの大きさという。
池さんは「アユは台風の時に全部流されたかと思ったが、残っている。自宅の改修などのことばかり考えてしまうが、漁をしている時はアユとの駆け引きに没頭し、忘れられる。川のそばに住んでいる以上、洪水の危険性はあるが、その時はその時。古座川で生まれ育ってきたので、共に暮らしていきたい」と話している。
捕れたアユは塩焼きにして家族で食べるほか、近所に配っている。自宅は床板や畳を修理するなどし、今月中には入れる状態にしたいという。
10月4日の午後7時ごろ、自宅でくつろいでいると携帯電話が鳴りました。電話に出ると日本経済新聞の方からでした。「今年のノーベル物理学賞は宇宙関係の方々が受賞されました。そこで、コメントをいただきたいのですが」と言われました。
「どなたが受賞されたのでしょうか?」こう聞き返すと「超新星の観測をされた方で、ええと、お名前は……」そこでピンときました。「何人受賞されたのでしょうか?」「3人です」「では、パールムッターさん、シュミットさん、そしてリースさんですね?」「はい、その通りです」私は思わず「おおー」と叫んでしまいました。受賞は確実と思っていましたが、まさか今年だとは思っていなかったからです。彼らの功績を記者の方に説明して電話を切りました。
1929年、エドウィン・ハッブルは私たちの住んでいる広大な宇宙が膨張していることを発見しました。この宇宙膨張の運命はどうなるのでしょうか?
仮に未来永劫(えいごう)膨張を続けるにしても、宇宙には物質があるので、その重力でこの膨張はだんだん減速していくことが予想されます。しかし、正しい答えを知るには、宇宙膨張の時間変化を調べることが必要です。ところがその観測は非常に難しく、長い間できませんでした。
今回ノーベル物理学賞を受賞された3人の方は、遠方の銀河で発生する超新星を観測して、時間変化を調べることに成功しました。超新星は非常に明るいので、数十億光年かなたの銀河で発生しても観測できます。しかも、光度が一定なので、見かけの明るさから、超新星までの距離を測定することができます。
この距離を宇宙膨張の目安になる赤方偏移(宇宙膨張率の指標)から決まる距離と比較すると、宇宙膨張の時間変化がわかります。赤方偏移から決めた距離より、光度から決めた距離が遠い(超新星は暗く見える)と、宇宙が加速膨張していることになります。彼らはまさにこの事実を発見したのです。加速膨張を担うものは暗黒エネルギーと呼ばれていますが、新たな謎になっています。
パールムッターさんは「超新星宇宙論プロジェクト」、シュミットさんとリースさんは「遠方宇宙超新星探査」という独立した研究を行い、両チームが同じ結果を得ました。98年のことです。それから13年を経て、3人そろって晴れの受賞になりました。おめでとうございます。<愛媛大学宇宙進化研究センター長・谷口義明>
詳しくは、第66話で紹介した「4%の宇宙」をお読みください。
10月8日朝刊
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